令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 新設および大規模改修時における橋梁計画

新設および大規模改修時における橋梁計画(2)

座長:石原 大作(パシフィックコンサルタンツ株式会社)

[CS3-10] 鉄道高架橋の高欄の高さが周辺からの景観に与える影響についての一考察

〇野澤 伸一郎1、池端 文哉2、高橋 紗希子1 (1.東日本旅客鉄道株式会社、2.パシフィックコンサルタンツ株式会社)

キーワード:鉄道橋、景観、高欄、高架橋、騒音対策

高架橋を都市部に新設する場合,周辺住民に対する騒音への配慮が不可欠であり,騒音基準や騒音に関する指針に基づいて検討が実施される.検討にあたっては,在来線と新幹線では周波数特性が異なるが,どちらの場合も目標とする騒音レベルを満足させるよう高欄高さが決定される.
高欄の形状,特に高さは鉄道橋や高架橋そのものの景観に影響を与える.稀に車窓からの眺望に考慮された事例はあるものの,景観的な観点から高欄が与える影響を検討,設置した事例は少ない.
そこで本稿では,都市部に位置する鉄道橋をモデルに,高欄の高さの変化や水平方向に設けるスリットの有無について比較し,その視覚的影響を考察する.

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