[CS5-18] 吸音効果を考慮した3次元時間域音場解析
キーワード:境界要素法、音響、騒音、遮音壁
騒音問題は,深刻化すると身体的,精神的な被害に発展する恐れがあり,騒音の発生を事前に予測することは重要である.著者らは,高速多重極境界要素法に基づきMPI-OpenMPハイブリッド並列による,大規模音場解析手法の構築を行ってきた.他方,インピーダンス境界条件により吸音を考慮した音響解析手法の構築も行ってきたが,大規模問題への適用性に難があった.そこで本研究では,本手法の大規模問題への適用性の向上を目標としている.本報告では大規模問題への対応に先立ち,ベンチマーク問題を用いた本手法の有効性の検証と,交通騒音遮音壁のモデルを用いた小規模な騒音伝播解析の例を示す.
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