令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 複合構造物

ずれ止め,合成桁

座長:平 陽兵(鹿島建設)

[CS6-13] 節付き突起リブを用いた合成床版モデルの輪荷重走行試験

〇小枝 芳樹1、岩田 幸三1、井口 建斗1、松井 繁之2 (1.川田工業、2.大阪工業大学)

キーワード:合成床版、節付き突起リブ、スタッド省略、輪荷重走行試験

鋼コンクリート合成床版の横リブに節付き突起リブを適用した場合,その上下突起が底鋼板とコンクリートとの一体性を高め,側面に配列した節突起が横リブ方向のずれ止めとして機能する.これらの機能で,ロビンソン型合成床版のずれ止めに用いているスタッドの省略および底鋼板厚の低減が可能となった.そこで,活荷重の繰返し作用に対する疲労耐久性を確認する目的で,輪荷重走行試験を行った.その結果,節付き突起リブを用いたスタッドレス合成床版は,たわみ剛性が走行試験終了までほとんど変化せず,優れた疲労耐久性を有していること,さらに横リブ角部からのひび割れが生じず,コンクリート内部が健全な状態を保持していることがわかった.

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン