[CS6-22] 繊維補強コンクリートにおける繊維の配向が圧縮挙動に及ぼす影響
キーワード:繊維補強コンクリート、繊維の配向、圧縮破壊、せん断破壊
本研究では,繊維補強コンクリートの圧縮破壊挙動に対する繊維の配向が及ぼす影響を明らかにすることを目的に圧縮試験を行った.圧縮供試体の破壊がせん断破壊によって生じると仮定し,切欠きによりせん断面を誘発させた.実験の結果,せん断面に対する繊維の交差角度が0~90°の範囲では,圧縮強度は一定であるのに対し,90~160°の範囲では交差角度が大きくなるにつれ圧縮強度が減少した.また,せん断面においてずれが生じるとせん断面は閉口から開口に転ずることが明らかになった.
要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン