[CS8-21] Bond Performance between Ultra-high-early Strength Mortar and Concrete for Near Surface Mounted (NSM) Method
Keywords:NSM method, Cantilevered slab, Bond performance, Finite element analysis
本稿はRC床版張出し部上面の補強工法に関するものである.NSM-CFRP工法の充分な補強効果を得るためには既設床版と超早強モルタルの一体性が重要であると考え界面における引張付着実験を行った.さらにNSM-CFRP補強したRC床版張出し部をモデル化し,有限要素解析を通じて求めた界面応力と実験値の比較を行った.接着剤等が防水性を有するため界面の付着強度におよぼす水の影響は小さく,低強度コンクリートでは付着界面の破壊よりもコンクリート母材が先に引張破壊するなど,超早強モルタルの高い接着性が確認された.また,解析により床版の接着界面に作用する最大応力は付着強度の約56 %の応力レベルであった.
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