令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 土木分野におけるセンサ技術の利用と可能性

土木分野におけるセンサ技術の利用と可能性(4)

座長:中嶋 道雄(東洋建設)

[CS9-48] 自治体橋梁における桁端部異常検知モニタリングシステムの伝送に関する検討

〇園田 崇博1、松山 公年1、中津井 邦喜1、植野 芳彦2、杉谷 真司2、宇津 徳浩2 (1.日本工営、2.富山市)

キーワード:自治体橋梁、桁端部、異常検知、モニタリング、監視、伝送

富山市が実施している橋梁トリアージでは,限られた予算で,重要な橋梁は優先的に修繕や更新を推進する.一方,他の橋梁において,修繕や更新を当面行うことができない状態になった場合には,安全・安心な通行を確保するために計画的に状態を監視することが必要となる.限られた人員や予算の中で,広範囲に点在する膨大な橋梁を職員が巡回し,監視することは困難であるため,これを支援する「桁端部異常検知モニタリングシステム」を実橋梁に適用した.現地で警告する従来の方法に加え,異常を検知したことを携帯回線(4G/LTE)を介して橋梁管理者へ通知する機能(メール通知・Webでの状態確認)をモニタリングシステムに付与した.

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