令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第I部門

継手(3)

座長:高井 俊和(九州工業大学)

[I-96] 高力ボルトのキャリブレーション試験方法の改良提案

〇藤野 大地1、南 邦明2、田村 洋3、筒井 康平2、白旗 弘実4、内田 大介5、吉岡 夏樹6 (1.川田工業株式会社、2.独立行政法人 鉄道建設・運輸施設整備支援機構、3.横浜国立大学、4.東京都市大学、5.法政大学、6.株式会社 駒井ハルテック)

キーワード:高力ボルト継手、キャリブレーション試験、換算率、ひずみ測定

高力ボルト継手のボルト軸力計測を行う場合,事前にボルトにひずみゲージを貼付けた上でボルトに荷重を与え,荷重とひずみの関係を調べるキャリブレーション試験を実施し,ボルト軸力算出に用いる換算率を求める.そして,計測したひずみに換算率を乗じボルト軸力を算出するが,キャリブレーション試験方法が換算率に及ぼす影響やその特性は明確ではなかった.本研究は,換算率に及ぼす影響因子を明確にし,試験方法の改良案を示すことを目的とした実験研究および調査研究である.本実験では,キャリブレーション試験と換算率に及ぼす影響因子を既往のデータも含め検証し,キャリブレーション試験の改良提案と換算率の適用の留意点を示した.

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