令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第I部門

継手(3)

座長:高井 俊和(九州工業大学)

[I-97] 母板と連結板で接触面仕様が異なる高力ボルト継手の適用性に関する追加検討

〇和 暢1、田村 洋1、南 邦明2、内田 大介3、吉岡 夏樹4、茂呂 充5、濱 達矢6 (1.横浜国立大学、2.鉄道・運輸機構、3.法政大学、4.駒井ハルテック、5.長大、6.三井E&S鉄構エンジニアリング)

キーワード:高力ボルト摩擦接合継手、異種接合面継手、接触面、軸力低下、すべり係数

高力ボルト摩擦接合継手において,母板と連結板で接触面仕様が異なるタイプの異種接合面継手(以下,単に異種接合面継手)が適用できれば,橋りょうの補修工事等の効率化が期待できる.既往の研究では,母板を連結板と同様の無機ジンク(無機ジンクリッチペイント)の代わりに,縦回転式(縦回転式動力工具による接触面仕上げ),有機ジンク,赤さび(さび促進剤による発せい)といった現場施工性の高い仕様とした異種接合面継手の適用性が検討されている.本研究では,補修工事等の効率化をもたらし得る他の異種接合面継手の適用性を検討した.

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