令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第I部門

免震・制振(1)

座長:武田 篤史(大林組 技術研究所)

[I-187] ゴム支承が有する水平支持機能のばらつきに関する分析

〇余野 智哉1、江口 康平1、大住 道生1 (1.国立研究開発法人土木研究所)

キーワード:ゴム支承、等価剛性、等価減衰定数、耐荷性能

地震時水平力分散型ゴム支承や免震支承等の弾性支持型のゴム支承が有する水平方向支持機能が設計で想定した通りに発揮されることを確認するための試験方法及び指標は,平成16年の道路橋支承便覧に示された方法が広く認知され,一般的には,これに則して管理が行われてきた.平成30年に改訂された道路橋支承便覧においては温度,周期及び面圧の各種依存性を補正する方法が新たに示され,今後はより統一的なデータが得られると予想される.そこで本研究では,一つの区切りとしてH16便覧に則って製作及び管理され,実際の橋梁に用いられたゴム支承の試験結果を用いて,現在の国内製ゴム支承の性能の整理及び分析を行った.

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