令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第I部門

免震・制振(1)

座長:武田 篤史(大林組 技術研究所)

[I-188] シングル球面すべり支承を有する橋梁模型の正弦波加振実験

〇大藪 宏文1、藤倉 修一1、Nguyen Minh Hai1、中島 章典1,2、山崎 伸介3、野呂 直以3 (1.宇都宮大学、2.株式会社HRC研究所、3.日鉄エンジニアリング株式会社)

キーワード:免震構造,球面すべり支承,摩擦力,振動台実験

1995年兵庫県南部地震によって,我が国の橋梁構造物に甚大な被害が生じ,これを契機に,免震設計が広く適用されるようになった.免震設計とは上部構造から下部構造に伝わる地震力を低減することを目的とする設計であり,そのためには,変形性能の高い免震支承が全体の変形を吸収することで実現される.球面すべり支承は,積層ゴム支承と比べて,支承の構造高や平面寸法をコンパクトにすることが可能であり,固有周期が上載荷重に左右されない特徴を持つ.本研究は,球面すべり支承に着目し,橋梁への実用化を目指すものである.

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