令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第I部門

継手(1)

座長:白旗 弘実(東京都市大学)

[I-82] 補剛リブ付き高力ボルト多列配置引張接合の継手強度に関する実験的研究

〇杉本 悠真1、山口 隆司1 (1.大阪市立大学大学院 工学研究科 都市系先行専攻)

キーワード:高力ボルト引張接合、多列配置、補剛リブ、実験

大断面力が作用する土木鋼構造物の接合部に高力ボルト引張継手を適用するためには,高力ボルトを複数列配置する必要がある.しかし,高力ボルトが多列配置された引張継手では,ボルト本数分の強度が確保できないことが明らかにされている.そこで,本研究は高力ボルトが多列配置された要素引張継手を対象に,補剛リブ設置による強度効果を明らかにする目的で,静的載荷試験を実施した.実験の結果,適切な構造諸元を有した補剛リブを高力ボルト多列配置引張継手に設置することで,高力ボルト本数分の継手強度が確保できることが明らかとなった.

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