令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第I部門

耐風・風工学(2)

座長:野田 稔(高知大学)

[I-239] 鉛直スプリッタープレートを設置した正方形柱の風圧特性の風速および迎角による変化

〇中藤 誠二1 (1.関東学院大学)

キーワード:風圧、正方形柱、スプリッタープレート、相関係数、コヒーレンス

正方形柱の後流域に鉛直スプリッタープレート(SP)を設置した場合の風圧特性への影響について,特に相関への影響に着目して風洞実験を行った.圧力孔は,正方形柱の1つの面の中央位置とそこから軸方向に56mm離れた位置の2か所に設けた.風速を変化させて場合に変動風圧係数はSPによって3割ほど小さくなった.コヒーレンスのピーク周波数成分は,ばらつきが大きいものの,SPありの場合に低下する傾向が見られた.迎角を変化させた場合にはSPありの場合に変動風圧係数は低下,相関係数は低下,St数は増加する傾向が見られた.コヒーレンスも全体としてSPありの場合に小さくなった.

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン