橋梁振動(実験・測定)

[I-255] Investigation of aging and repair work on dynamic characteristics of a minor girder bridge by long term monitoring

〇Yuki Shibata¹, Masazi Yoshinaka¹, Yasunori Miyamori¹, Takuya Daigo², Akihiro Tomioka², Takeshi Miyashita³ (1.Kitami Institute of Technology, 2.Japan Aviation Electronics Industry, 3.Nagaoka University of Technology)

Keywords:long term monitoring, vibration characteristics, repair work

著者らは鋼鈑橋梁で2016年から長期モニタリングを行ってきた。本橋では2019年に壁高欄の補修工事が行われたため、その前後の動的特性の変化について調査した。補修前のモニタリングから温度と振動数は負の相関があり、振動数は夏季に低く、冬季に高くなっている。2019年の補修工事期間中には橋軸直角方向に卓越するモードにおいて振動数が低下し、補修後には補修前より振動数が上昇したことが確認できた。これは、はつりによる壁高欄の断面減少と補修による断面の回復が中立軸からの距離がある水平曲げ方向に影響を与えたものと考えられる。