令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第I部門

診断・補修・補強(1)

座長:村越 潤(東京都立大学)

[I-397] ひび割れが生じたRC床版に対するPCM舗装の補強効果

〇青木 聡1、大宮 勲1、阿部 大輔2、明石 昌之3 (1.首都高速道路技術センター、2.NIPPO、3.住友大阪セメント)

キーワード:床版補強、コンクリート舗装、補強効果、PCM

舗装打ち換えによって上面のかぶりコンクリートが切削されたRC床版は,雨水や凍結防止材など劣化因子が浸透しやすく耐久性が低下する懸念がある.これまでは床版上面のかぶりを復旧する増厚材(PCM舗装)と施工法を検討するとともに,PCM舗装が層間剥離しないことを確認するために輪荷重試験を行なっている.今年度は劣化したRC床版に対するPCM舗装の補強効果を把握することを目的に輪荷重試験を実施した.事前にRC床版にひび割れを与えて,その後PCM舗装を増厚し,試験を行なった.試験の結果,劣化した床版にPCM舗装を増厚することで一定の補強効果があることを確認した.

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