令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第I部門

橋梁床版(2)

座長:田中 良樹(土木研究所)

[I-369] 供用車線数を確保した床版取替工事計画 ~長良川橋床版取替工事~

〇西村 一博1、牧野 卓也2、中村 誠孝1、内田 義光3 (1.三井住友建設、2.中日本高速道路、3. 瀧上工業)

キーワード:大規模更新、床版取替、プレキャストPC 床版、上下線一体化

長良川橋は名神高速道路に昭和38年に建設された鋼3径間連続合成鈑桁橋である。経年劣化や大型車交通量の増加などの環境変化により老朽化が進んでおり、大規模な更新を行う必要がある。一般的な床版取替工事では、上下線に渡り線を設けて対面通行規制として工事範囲の車線を迂回させたり、車線数を減らし半断面ずつ施工したりと、交通に与える影響が大きいという課題がある。本橋では、上下線が平行し架橋されている点に着目し、上下線間に鋼箱桁を増設して幅員を拡げ、車線を切り替えながら車線数を確保しつつ床版取替工事を行う方針とした。本稿では更新工事の施工ステップと、施工計画により得られる利点について説明する。

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