[I-372] プレキャスト床版接合部の施工性向上に関する実験的研究
キーワード:床版取替、プレキャスト床版、機械式定着、軽量コンクリート
床版取替工事では,通行止め期間の短縮という時間的制約が含まれることが多く,プレキャスト床版による取替工法が主流となっている.プレキャスト化で最も問題となる継手部を合理化することで,より一層の省力化や工期短縮を図ることができるものと考えられる.筆者らは,接合部の継手構造実験を実施して,鉄筋端部に拡径部を有する機械式定着筋と接合部の補強により,重ね継手長5d(d:鉄筋径)で十分な継手性能を有することを明らかにした.本論文では,さらに施工性向上を図るため,接合部の補強および拡径部の省略の可能性について実験的に検討した.
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