令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第I部門

橋梁の耐震(4)

座長:松村 政秀(熊本大学 くまもと水循環・減災研究教育センター 教授 )

[I-300] 自重補償柱による耐震補強に関する一考察

〇戸田 康太1、笹田 航平1、渡辺 一功1、川村 力1 (1.北海道旅客鉄道株式会社)

キーワード:耐震補強、自重補償柱

宗谷線旭川四条高架橋は,1975(昭和50)年に開業した旭川市内に位置する高架橋である.当該高架橋において耐震診断を実施した結果,全ての柱において,耐震補強が必要と判定された.高架橋柱の耐震補強は,鋼板巻立て補強が一般的であるが,一部の柱において施工上の制約により鋼板巻立て補強が適用できないと判断された.
本稿では,旭川四条高架橋を例に,鋼板巻立て補強が適用できない柱がある場合において工法の比較検討を行い,そのうち構造物の崩壊に対する安全性を担保する工法として選定した自重補償柱の設計を実施した.

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