令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第I部門

橋梁の耐震(4)

座長:松村 政秀(熊本大学 くまもと水循環・減災研究教育センター 教授 )

[I-305] 高応力三軸度下における高強度鋼材(Q690)の破断特性に関する実験的研究

〇劉 厳1、池田 修斗2、葛 漢彬2、康 瀾3 (1.名城大学大学院、2.名城大学、3.華南理工大学)

キーワード:高強度鋼材、高応力三軸度、切り欠き、応力集中

既往の研究である高応力三軸度下における鋼材の延性破壊評価モデルの構築に関する研究により,普通鋼材であるSM490に対して延性破壊モデルを提案し,その適用性を検討した.しかし,近年では高強度鋼材を使用した橋梁が増加しつつあり,ライフサイクルコストの削減などの構造の合理化が推し進められている.そこで本研究では,近年中国で開発された高強度鋼材Q690(日本のSBHS700相当)を用いた試験片を製作し,それらの引張破断試験を行い,延性破壊メカニズムの解明に必要な実験データの蓄積を目的としている.

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