令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第I部門

衝撃(実験)(2)

座長:小室 雅人(室蘭工業大学)

[I-156] 積層繊維補強ゴムに金属円筒を組み合わせた合成部材の衝撃力緩和性能

〇石丸 和宏1、西本 安志2、松本 知香3、平見 樹哉4 (1.明石工業高等専門学校、2.シバタ工業、3.神戸大学、4.岐阜大学)

キーワード:積層繊維補強ゴム、地震、衝撃実験、衝撃力吸収

兵庫県南部地震や新潟県中越地震などの直下地震による衝撃的な鉛直動から高架橋の橋脚などの柱状部材を守るためには,鉛直方向に対する免震機構の開発であると考える.土木構造物を衝撃的な鉛直動から守るためには,積層繊維補強ゴムが有効であるが,通常時はそれらの自重を支えるには,ゴムだけでは,鉛直方向の剛性は低い.したがって,本研究では通常時は金属で自重を支え,衝撃的な鉛直動が作用した際には,金属部分は座屈し,PRFでそのエネルギーを吸収することを想定し,PRFに金属円筒を組み合わせた合成部材の重錘落下実験を行いその衝撃力緩和性能を調べる.

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