令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第II部門

流出・氾濫(2)

座長:手計 太一

[II-141] 三国川ダム流域における気温減率の季節性を考慮した融雪流出解析

滝澤 一輝1、山本 隆広1、込山 晃市1 (1.長岡工業高等専門学校)

キーワード:気温減率、融雪流出解析、分布型水文モデル、三国川ダム流域

豪雪地帯において,融雪流出を精度よく予測することは利水面,防災面で重要である.融雪流出解析には様々な不確実性があり,その一つである気温減率は地域性,季節性があることが指摘されている.本研究では気温減率の地域性,季節性の評価を行い,融雪流出解析で使用することで,融雪流出解析における気温減率の季節性を考慮することの必要性について検討を行った.気温減率は,気象庁観測所で計測される気温データをもとに気温減率の推定を行うことによって,対象とした2つの地域の間で季節性,地域性が確認できた.また,融雪流出解析において季節性を考慮することによって,河川流量の再現性の向上が確認できた.

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