令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第II部門

令和元年の水害

座長:竹之内 健介

[II-220] 令和元年東日本台風による堤防決壊箇所の調査と破堤プロセスの推察

長谷川 夏来1、長谷部 雅伸1、野竹 宏彰1、奈良岡 浩二1、松原 正芳1、西 琢郎1 (1.清水建設株式会社)

キーワード:令和元年東日本台風、堤防、決壊

近年,台風を始めとする気象災害による河川氾濫災害が増加している.筆者らは令和元年台風19号で被災した福島県内の阿武隈川水系河川の決壊箇所およびその周辺を調査した.同じ河川であっても,地点ごとに堤防の被害状況は異なることを確認した.本稿ではこの調査結果を報告するとともに,そこから推察される堤防決壊原因について議論する.堤防決壊箇所と,被災したものの決壊に至らなかった箇所との比較から,洪水時に決壊リスクの高い地点の特定など今後の水害対策に有用な知見が得られると考えられる.

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