令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第II部門

避難

座長:児島 利治

[II-226] 地区防災タイムラインに対応した生活防災タイムラインの開発とその実践効果

向井 凌平1、田中 耕司1、竹之内 健介2、西澤 諒亮3、玉木 秀幸4 (1.大阪工業大学、2.京都大学、3.建設技術研究所、4.国土交通省)

キーワード:地区防災タイムライン、生活防災タイムライン、住民参加

三重県紀宝町鮒田地区の地区防災計画はタイムラインという形で実現しており,台風が発生から上陸するまでの数日から3日前を発動起点として運用されている.しかしそれを理解するのは難しく、住民に理解されていない状況である.伊香らの研究で地区住民の中でコミュニケーションが活性化することによって,地区防災タイムラインが個々の住民に浸透することが期待されることが指摘されている.本研究では,コミュニケーションを活性化し,地区住民の趣味や日常の習慣等の調査に基づき企画された散歩と料理教室を実施し,タイムラインの認知度の向上等の効果について報告する.

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン