[II-228] 濃尾平野のゼロメートル地帯における広域避難検討について
キーワード:気候変動、大規模水害、多機関連携、危機管理、タイムライン、広域避難
濃尾平野において,スーパー伊勢湾台風の来襲を想定し,関係機関の連携等により被害を最小化することを目的に検討している「危機管理行動計画」のうち,高潮の広域避難の検討について報告する.
被害最小化のためには事前に浸水想定区域外への避難が必要となる.想定湛水期間や住民意識調査を踏まえて広域避難人口,自主避難人口を仮定した.令和元年東日本台風での計画運休や気象情報等の発表事例も踏まえ,避難に要する時間から広域避難開始タイミングを精査し,タイムラインを作成した.
広域避難の実効性確保に向けては,避難先の確保方策,基準の明確化,社会的な意識向上方策等が課題である.今後は,実際の災害に対しての実効性向上を図る.
被害最小化のためには事前に浸水想定区域外への避難が必要となる.想定湛水期間や住民意識調査を踏まえて広域避難人口,自主避難人口を仮定した.令和元年東日本台風での計画運休や気象情報等の発表事例も踏まえ,避難に要する時間から広域避難開始タイミングを精査し,タイムラインを作成した.
広域避難の実効性確保に向けては,避難先の確保方策,基準の明確化,社会的な意識向上方策等が課題である.今後は,実際の災害に対しての実効性向上を図る.
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