令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第II部門

避難

座長:児島 利治

[II-231] ダム下流区間における浸水リスクの把握と重点注視箇所の評価

濱口 舜1、浅野 寿雄1、尾ノ井 龍仁1、池江 幸治1、松村 宏昭2、平井 源太2 (1.パシフィックコンサルタンツ株式会社、2.国土交通省 中部地方整備局 蓮ダム管理所)

キーワード:ダム下流浸水想定、水害リスク、中山間地区、レーダーチャート分析、ポートフォリオ分析

平成30年7月豪雨や令和元年台風19号での被害を受け、近年ではダム下流区間における氾濫リスクがクローズアップされている。ダム下流区間はダムの防災操作により安全性が確保されているが、ダムの貯留機能の限界により、異常洪水時防災操作を余儀なくされるケースも見られる。
今後も、気候変動の影響により、水害の更なる頻発・激甚化が懸念されることも踏まえると、ダム下流区間のリスクを把握することは極めて重要である。
本論文では、ダム下流に分散する氾濫域について、地域リスクと人的リスクに分けた地区別リスクの見える化と、評価項目のポートフォリオ分析による優先順位評価を試みた。

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン