[II-243] 三次元密度流解析を用いた巨大津波来襲時の淀川における化学物質拡散予測
キーワード:三次元密度流解析、津波、化学物質、取水
地震発生時には、地震や津波による被害だけでなく、事業所からの化学物質の環境への放出による二次災害が起こりうる。南海トラフ地震発生時には、淀川に近接する事業所から化学物質が漏出し、淀川に流出する可能性がある。その化学物質が津波の河川遡上に伴って拡散し、浄水場取水口に混入することによる取水障害が影響の1つとして挙げられる。本研究では、巨大津波来襲時の淀川における化学物質の挙動解析を実施し、取水への影響を検討した。解析の結果、淀川に流出した化学物質によって取水に影響を及ぼす可能性があることを定量的に示した。また、三次元密度流解析によるシミュレーションの必要性を述べた。
要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン