令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第III部門

試験法・調査法(1)

座長:久保 裕一(中部土質試験協同組合)

[III-43] 動的コーン貫入試験の打ち止め貫入量の検討

山﨑 誓也1、伊藤 和也2、田中 剛2、末政 直晃2 (1.株式会社日建設計シビル、2.東京都市大学)

キーワード:動的コーン貫入試験、杭の衝撃載荷試験、CASE法

我が国では小規模構造物の地盤調査法として動的コーン貫入試験がある.この調査法はNd値をN値と比較した換算式は提案されているものの,両者には常に高い相関性を得られるとは言い難い.また,杭基礎構造物の設計では杭の動的載荷試験より1打撃毎に地盤の硬さを算定できるだけでなく荷重変位曲線から杭基礎の設計支持力算定に適用できる.そのため,動的コーン貫入試験において荷重変位曲線から杭基礎の設計支持力を算定することができれば新たな地盤調査の評価として確立できる.そこで本研究では,1打撃毎の各種情報からロッド先端部の地盤強度情報の高精度化を図ることを目的として模型地盤に対して動的コーン貫入試験を実施した.

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン