[III-50] 山岳地盤における土層強度検査棒の適用性に関する検討
キーワード:地質調査、室内試験、土層強度検査棒、せん断強度
土層強度検査棒は国立研究開発法人土木研究所が開発した人肩運搬可能で簡易にベーンコーンせん断試験を実施できるもので,これを山岳地盤に適用できれば簡易に対象地盤の強度が推定できる。本研究では,既往の現地から採取したコアの室内試験結果との比較により山岳地における土層強度検査棒の適用性を検討した。その結果,対象地盤は限られるもの,土層強度検査棒により山岳地でも簡易に地盤強度を推定することが可能であることを確認した。ただし回帰式に対して試験値がばらつく地点もあることから,例えば有意水準を考慮した割引や下限値の採用など,安全側となる評価を行うことが必要である。
要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン