令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第III部門

トンネル(5)

座長:青野 泰久(清水建設株式会社)

[III-224] 穿孔エネルギーを活用したトンネル掘削解析の高精度化検討

稲葉 武史1、小泉 悠1、福島 大介1、宮石 雅子1、升元 一彦1、宮嶋 保幸1 (1.鹿島建設株式会社)

キーワード:穿孔エネルギー、数値解析、支保パターン、崩落

山岳トンネル工事において,コンピュータジャンボの普及に伴い,ドリルジャンボの穿孔に要するエネルギー(穿孔エネルギー)が座標とともに記録され,地山性状の評価等への活用が進められている.例えば,統計解析によりコンター表示された穿孔エネルギー分布を工事関係者で共有し,施工の安全性・合理性の向上に結び付けた実績が報告されている.本報では,トンネル掘削の数値シミュレーションの高精度化を目的に,切羽崩落が発生したトンネルを対象とし,穿孔エネルギー分布を数値解析のモデル作成に活用して地山変位等の解析を行った検討事例について報告する.

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