令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第III部門

トンネル(1)

座長:小熊 登(前田建設工業)

[III-80] ロックボルトの材質と定着の影響に関する原位置試験

〇松本 卓馬1、後藤 優斗1、砂金 伸治1、森本 智2、長尾 裕貴3、小池 悠介3、岡部 正4 (1.東京都立大学大学院、2.土木研究所、3.清水建設、4.ケー・エフ・シー)

キーワード:トンネル、ロックボルト、引抜き挙動、定着、異形棒鋼ロックボルト、GFRPロックボルト

トンネルのNATMで支保部材として使用されるロックボルトについて,設計に資する基礎的なデータを取得することを目的とし,施工管理の中で汎用的に用いられている「引抜き試験」に着目し,異なる材質のロックボルトを使用した場合の,引抜き挙動の基本的な違いについて試験施工を通じて把握した.
ロックボルトの種類は異形棒鋼ロックボルトとGFRPロックボルトの2種類を使用し,定着長は全面定着と先端定着として4ケースで試験を行った.
ロックボルトの材質や定着長が引抜き挙動に及ぼす影響を考察し,GFRPロックボルトのような弾性係数の小さい材料では定着長による影響が大きくなることが分かった.

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