令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第III部門

圧縮・圧密(1)

座長:杉山 太宏(東海大学)

[III-259] 帯水層蓄熱システム適用による井戸周りの地下水位変動量と地盤沈下量の予測

〇天満 脩平1、大島 昭彦1、一谷 浩史1、中曽 康壽2、中尾 正喜2 (1.大阪市立大学大学院、2.大阪市立大学複合先端研究機構)

キーワード:帯水層、地下水位低下、沖積粘土、洪積粘土、繰返し圧密、沈下量

筆者らは,オープンループ型の帯水層蓄熱利用システム(ATES)による季節間の地下水熱源利用の実現研究を行っている。これまでに,単一帯水層を対象としたS-ATES,複数帯水層を対象としたW-ATESの実証実験を行い,それぞれの場合に想定される地下水位変動による繰返し荷重を洪積粘土層に与えた繰返し圧密試験を行い,その繰返し圧密挙動から沈下量の予測を行った。本稿では,Dg1層を用いるS-ATES(舞洲,うめきた,尼崎,弁天町,和田岬)及びDg2,Dg3層を用いるW-ATES(舞洲,うめきた)において,帯水層の実際の値を設定して井戸周りの地下水位変動量と地盤沈下量を予測した結果を報告する。

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