[III-198] 加圧注入式地山補強土工の検討
キーワード:地山補強土工、斜面防災、加圧注入、周面摩擦
地山補強土工は、斜面に対して地盤内部に補強材(鉄筋等)を配置し、それらの引抜き抵抗力などにより、斜面の安定を図る技術である。地山補強土工の中でも二重管削孔方式は、確実に高品質な補強体を造成できる反面、コストや施工効率に課題がある。また、地山補強土工における二重管削孔は、グラウトの加圧注入が実施されていない事が多い。そこで、これらの課題を解決する方法として、保孔管を対象地山に削孔・残置し、グラウトを加圧注入した後、補強材を建て込む方式を提案する。本稿では、加圧注入方式で作製した試験体に対して引張試験を行い、従来の加圧注入を行わない方法で作製した試験体による試験結果との比較を行った。
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