令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第III部門

締固め(2)

座長:中野 正樹(名古屋大学)

[III-248] 盛土の密実性と強度と含水比との関係

安部 哲生1、中島 庸介1、古屋 弘2、内山 恵一3、石黒 健4、平田 正史4 (1.株式会社 高速道路総合技術研究所、2.株式会社 大林組、3.酒井重工業 株式会社、4.前田建設工業 株式会社)

キーワード:締固め、密度比、強度、含水比、沈下、変形

高速道路の盛土の品質管理は,密度比管理や空気間隙率管理といった物性値による管理が主流である.密度比管理は,盛土材を転圧することで盛土の密度を上昇させ,より密実な状態にすることで災害に強い丈夫な盛土が構築できるとして行われている.しかしながら,既往の研究で同じ盛土材で密度比が同じであっても含水状態によって強度が異なることが明らかになっている.そのため,盛土の強度を簡易に測定できれば,より合理的かつより確実な盛土の品質管理ができると考える.本論文は,2種類の盛土材料に対し含水状態を変えた4つの試験ヤードを整備し,転圧試験を行い含水比の違いによる盛土の密度と強度の変化について確認を行ったものである.

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