令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第III部門

杭・基礎工(1)

座長:藤原 覚太(東海大学)

[III-368] ソイルセメントH形鋼杭の実大鉛直載荷試験(その1:引抜き試験)

白子 将則1、渡邉 康司2、村上 賢治1、滝沢 聡3 (1.株式会社大林組、2.愛知工業大学、3.東日本旅客鉄道)

キーワード:ソイルセメント杭、鉛直載荷試験、機械攪拌式地盤改良工法

「e-コラム工法」は、鉄道のプラットホーム上やホーム床版下などの狭隘地や空頭制限下においても施工可能なコンパクトかつ削孔能力の高い機械撹拌式地盤改良工法で、過去に場所打ち杭の孔壁防護工や土留め工の親杭などで実績がある。本工法は、N値50以上の地層も削孔でき、支持杭への適用も可能である。今回、本設のホーム支持杭にe-コラム工法により施工したソイルセメント鋼杭(以下、e-コラム杭と称す)を初めて採用することとなったため、e-コラム杭の押込み、引抜き支持力および水平抵抗力を確認し、ホーム支持杭としての性能を十分に満足することを実証する目的で載荷試験を行った。本稿では、引抜き試験結果について報告する。

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン