令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第III部門

地下空洞と地下構造物

座長:樋口 賢一郎(佐藤工業株式会社)

[III-452] 湿潤条件と破損幅が地中空洞の表層進展と拡大に及ぼす影響の評価

〇佐藤 真理1、宇野 嘉伯2、伊藤 亮太 亮太2、矢田 慶太3 (1.島根大学学術研究院、2.応用地質株式会社、3.島根大学)

キーワード:地中空洞、模型実験、道路陥没、土砂流出、埋設管

道路陥没事故の発生要因として下水管の破損部や継ぎ目のずれからの土砂流出が挙げられる.陥没発生前にレーダー探査を実施し, 発見した地中空洞を処置することが一般的な予防策であるが,空洞が発見後進展するか否かの危険性は,空洞の広がりと深さのみで評価されることが多い.本研究ではそうした背景を踏まえ,模型土槽で管破損部を模擬した開口部を設置し,開口部と乾湿繰り返しの有無が空洞進展に与える影響を調べた.また現行の評価指標の深さと広がりを参考に模型実験結果をまとめ,地中空洞の陥没危険性が空洞の表層への進展と土砂流出でどのように変わるかを評価した.

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