令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第III部門

土質安定処理(2)

座長:乾 徹(大阪大学)

[III-332] 農地への再利用を目指した泥土の改良実験と適用性

松尾 雄治1、林 泰弘1、徳永 哉1、藤 龍一2 (1.九州産業大学、2.ワールド・リンク)

キーワード:底泥、pH、団粒化、土壌硬度、透水性

沖縄県北部では降雨時に赤土等が海域へ流出し、水域環境に影響を与えている。対策工は施されているが、年数経過した沈砂池はメンテナンス不足による堆積土砂の増加に伴い効果を発揮していないものも多い。既存沈砂池の延命化に向け、底泥の搬出が必要であるが、再利用するために軟弱土の有効な改良方法の確立が求められる。

 本研究では、流出地域が農業主体であり、改良した底泥を再び農地に還元することを目的に改良を行い、pH、団粒構造、締固め特性、土壌硬度、透水性から農地への適用性を評価した。

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