令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第III部門

地盤の動的挙動(1)(液状化)

座長:余川 弘至(中部大学)

[III-122] 既設住宅を対象とした薬液浸透注入工法の液状化対策効果に関する研究(1)―遠心力場における振動台実験―

苅谷 敬三1、八嶋 厚1、村田 芳信1、樋口 翔太郎1、花田 有紀1、雪吹 和那1、孫 源峰1、渦岡 良介2、大野 康年3、伊藤 孝芳3、下坂 賢二4、赤塚 光洋4 (1.岐阜大学、2.京都大学、3.太洋基礎工業、4.戸田建設)

キーワード:薬液浸透注入工法、宅地、液状化、遠心実験

地震が発生するたびに地盤が液状化し、住宅に傾斜や沈下などの被害が生じているが、既設住宅を対象とした液状化対策工法は少ないのが現状である。そこで本研究では、既設住宅にも対策可能な薬液浸透注入工法に着目し、遠心力載荷試験機により振動試験を実施した。50Gの遠心場において縮尺1/50のモデル地盤を作成し、家屋モデルは2~3階建木造住宅とした。住宅直下の地盤を①未改良地盤、②住宅外延部を深さ4m改良、③住宅基礎下全面を深さ4m改良した3ケースにおいて深度6弱程度の地震が発生したことを想定して地震動を与え、地盤内の間隙水圧の変化、住宅モデルの沈下量を観測し、薬液浸透注入工法の効果を検討した。

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン