[III-298] X線CT装置を用いた凍結・融解に伴う土壌内部の変形計測
キーワード:X線CT、三次元画像相関法、凍結・融解
地盤の凍上被害の対策を検討するにあたっては,土壌内の水分が温度低下に伴って,どのように移動し,どのように凍結・膨張するか,すなわち凍上現象のメカニズムの理解が重要となるが,水の凍結に伴う土壌内部の変形を非破壊かつ非接触で把握する手法は,未だ実用化が進んでいない.本研究では,X線CT装置と三次元画像相関法(DVC)を用いて,凍結前後の土壌内部の変形の計測が可能かどうかを検討した.すなわち,X線CT装置で凍結前,凍結後および融解後の土壌(珪砂)の再構成画像を撮影し,その後DVCにより土壌内部のひずみを求めた.本報告では,その結果の一部を紹介する.
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