令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第III部門

斜面(2)

座長:藤井 幸泰(名城大学)

[III-17] 切土のり面の風化特性に着目した追跡調査

〇村上 豊和1、藤原 優2、佐藤 尚弘3 (1.高速道路総合技術研究所、2.西日本高速道路、3.明治コンサルタント)

キーワード:切土のり面、風化、弾性波探査

高速道路に存在するのり面を効率的に維持管理していくには,のり面の健全度を適切に評価し,対応を行うことが重要である。しかし,のり面の健全度に影響を及ぼす要因は数多く存在し,点検時の定性的な判断だけでは評価が難しい。こうした背景から,切土のり面自体の健全度を適切に評価するには,風化の進行状況を確認することも評価方法の一つと考え,昭和40年代後半から継続的に切土のり面の風化特性に着目したのり面観察や物理探査,物理検層などの調査を実施している。本報文では,弾性波探査結果の分析や評価から風化傾向が確認された2地区の切土のり面における長期風化特性について報告する。

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