[III-57] リングビームスキャナーによる現場密度試験掘削孔の計測事例
キーワード:現場密度試験、体積測定、三次元形状、リングビーム
ダムや盛土等に代表される土構造物では、土の締固めを密度で管理することが一般的である。近年、RI計器を用いた現場密度試験が主流になっているが、RI計器を適用できない場合、砂置換法や水置換法による現場密度試験が実施される。砂置換法や水置換法は、誤差が生じやすく、測定用の標準砂や水の準備、試験終了後の回収作業等、手間や時間も掛かる。そこで、この体積測定をリングビームスキャナーに置き換えることができれば、大幅な時間短縮や計測精度の向上が見込まれる。ここでは、ロックフィルダムの水置換法による現場密度試験の掘削孔に対して、リングビームスキャナーによる測定を計2回実施し、体積を比較した結果について報告する。
要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン