[III-158] 盛土の無補強域が両面補強土壁盛土の地震時安定性に及ぼす影響について
キーワード:補強土工法、両面補強土壁、振動台実験
日本は常に地震被害の危険にさらされており、土木構造物の耐震性向上は必要不可欠な問題となっている。当該研究でモデルとした両面補強土壁工法は、新設道路や橋台の建設の際に用いられており、年々施工件数が増加している。しかし、この工法において、盛土幅が広がった際の補強領域の違いによる地震時の安定性と変形特性について未だ不明である点が少なくない。そこで本研究では、補強領域の違いに着目し、補強土壁の補強効果や内的安定性能を把握する事を目的として振動台実験を行った。結論として、盛土幅を拡幅して無補強域が大きくなる場合で、変位は増加したものの許容範囲内の値を示し、耐震性能の高さが期待できるものであった。
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