令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第IV部門

交通流・交通制御

座長:田中 伸治(横浜国立大学)

[IV-42] ダイナミック流体モデルによる信号急変時の渋滞波伝播に関する新たな解釈

〇細田 尚1、小田 克磨1、白井 秀和2 (1.京都大学工学研究科都市社会工学専攻、2.三洋テクノマリン)

キーワード:交通流理論、渋滞波、流体モデル

信号急変時の渋滞波の伝播について,古典的な交通流理論では静的理論であるキネマティック・ウェーブモデル(KWM)を用いた説明がなされてきた.しかし,KMWでは先頭車の急停止に対する後続車の追突の発生などによる現象の実現可能性が不明となっている.一方,本研究で用いるPayneモデルのようなダイナミック流体モデルの場合,車の加速減速挙動が考慮されているが,ダイナミック流体モデルを用いて信号急変時の渋滞波の遡上現象を説明しようとした研究は行われていない.そこで本研究では,ダイナミック流体モデルを用いて渋滞波の遡上現象がどのように説明可能であるかについて理論的に検討する.

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