[IV-13] 愛媛県における産業と物流から見た貨物駅の活用に関する一考察
キーワード:四国、愛媛県、貨物鉄道、貨物駅、貨物流動、モーダルシフト
JR貨物の貨物駅は、立地地域の特性と関わりながら物流インフラの一端を担っている。本稿では愛媛県を事例として、貨物流動データを用いて産業や物流の特性を分析し、それをもとに貨物駅の今後の活用について考察した。その結果、近年のトラックドライバー不足の状況であっても、長距離輸送で自動車のシェアが高いことを確認した。そのうち、愛媛県発関東向けの農水産品に着目して考察すると、年間約30千トンを自動車から鉄道へシフトでき、それによりトラックドライバー不足への貢献やドライバーの負担軽減、またCO2排出量削減(年間約6千トン)による環境負荷低減につながる可能性があることを確認した。
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