令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

新材料・新工法(材料)(2)

座長:宇野 洋志城(佐藤工業)

[V-89] 産業副産物起源の硬化体による強度発現性に関する基礎研究

畑 実1、杉本 克美2、林 悦朗2、宮澤 伸吾3、〇井川 秀樹1 (1.日本ヒューム株式会社、2.東京都下水道サービス株式会社、3.足利大学)

キーワード:フライアッシュ、高炉スラグ微粉末、粒度調整灰、圧縮強度、高強度化、下水道管

フライアッシュや高炉スラグ微粉末などの産業副産物を活用した硬化体によって高耐久性の下水道管を開発することを目的に,硬化体の強度発現性について研究を行った。その結果,硬化体とセメントコンクリートの諸性状を比較する場合は,W/Bを統一することは妥当ではないことが分かった。また,単位結合材量が500kg/m3の場合は,W/Bが24%で65N/mm2,600kg/m3の場合は,W/Bが19%で85N/mm2程度の圧縮強度(材齢28日)が得られた。

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