令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

新材料・新工法(材料)(2)

座長:宇野 洋志城(佐藤工業)

[V-95] 新規剥離防止剤を用いたバインダの剥離抵抗性改善とその評価に関する一報告

〇金澤 裕貴1、浅井 和明1、淺井 裕介2 (1.日進化成、2.住友化学)

キーワード:剥離抵抗性、剥離防止剤、土砂化、住友化学

往来の調査研究から、舗装が破壊される要因の一つに「疲労ひび割れ」がある。それを介して舗装内に水が浸入し,舗装の層間切れや骨材とアスファルトの剥離などが起こり、舗装の破壊へと至ってしまう.一方,我々材料メーカーでは、舗装の長寿命化を目指すために、耐水性を付与した材を提供してきたが,更なる性能向上が求められている.そこで、新規剥離防止剤の耐水性の検討にあたり、往来の評価方法を行ったところ、明確な優劣を見出すことができなかった。このことを踏まえ、我々は水による舗装の土砂化に注目し、土砂化が再現できる水浸状態におけるねじり骨材飛散試験が、新たな剥離性能評価手法として、適用できる可能性を見出した。

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