令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

構造設計(1)

座長:村田 裕志(大成建設)

[V-198] 大型陸上風力基礎のアンカーボルト作用荷重が基礎コンクリートに及ぼす影響

〇山口 裕和1、秦 逸平2、齋藤 智久3、加藤 一郎4 (1.大林組、2.構造計画研究所、3.ユーラスエナジーホールディングス、4.関電工)

キーワード:陸上風力発電、アンカーボルト、グラウト、疲労

風車タワーの基礎への定着方式の一つとしてアンカーボルト形式があり,その風車設置時における設計ボルト張力は,風車運転時荷重や地震時荷重等の影響を考慮した規定がなされている.
一方,陸上風力発電機は大型化の一途を辿っており,アンカーボルトに作用する荷重値も同じく増加している.
本稿では, アンカーボルト張力含むアンカーボルトに載荷される荷重が,ベースプレートおよびアンカープレートを介して基礎コンクリートおよびグラウトに及ぼす影響を3 次元FEM 解析により定量的に確認し,局所的に発生する圧縮力や引張力に対する耐力,ならびに疲労強度に対する検証を実施した.

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