Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

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第V部門

温度応力

Chair:Hiroshi Nemoto

[V-69] Proposal on heat transfer coefficient of pipe cooling for turbulence by pipe shape

〇Koji Morita1, Hiroshi Takenaka1, Eiji Sueoka1 (1.Toyo construction)

Keywords:Pipe cooling, Mass concrete, Thermal stress analysis, Heat transfer coefficient, Reynolds number

マスコンクリート構造物は,温度ひび割れの発生が懸念されるため,施工面の対策としてパイプクーリングが適用されている.筆者らはこれまでに,パイプクーリングの管壁面の熱伝達率は流速と管径を変数とするレイノルズ数を用いた実験式から推定できること,シース管の形状により層流域であっても水の流れが乱流化し,管壁面の熱伝達率が変動する可能性について報告している.本稿では,上記のような現象により管壁面の熱伝達率が変動することを考慮した熱伝達率の算出式を提案した.また,管壁面の熱伝達率によるコンクリートへの冷却効果はニュートンの冷却の法則に従って150W/m2℃より大きくなると指数的に収束することがわかった.

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