令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

鋼材腐食(1)

座長:高谷 哲(京都大学)

[V-172] シリカフュームを用いたコンクリートの腐食発生限界濃度の実験的検討

〇鈴木 雅博1、森 寛晃2、佐伯 佐伯 竜彦3、長瀧 重義4 (1.ピーエス三菱、2.太平洋セメント、3.新潟大学、4.東京工業大学)

キーワード:腐食発生限界濃度、シリカフューム、水結合材比

シリカフュームを用いたコンクリートの腐食発生限界濃度は普通ポルトランドセメント単味を用いたコンクリートの実験で求めた[Cl-]/[OH-]と同一であると仮定して算出した結果から水結合材によらず1.2kg/m3としている。そこで本研究では,水結合材比とシリカフュームの置換率をパラメーターとした腐食発生限界濃度の実験的検討を行った。その結果,シリカフュームの置換率を4%とした腐食発生限界濃度は1.2kg/m3より大きく,腐食発生限界濃度の平均値はW/Bによる差異が認められなかった。

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