[V-213] 非線形FEM解析を用いた地震時の損傷評価における載荷方法に関する一検討
キーワード:非線形FEM解析、開削トンネル、応答変位法、地震時損傷評価
非線形FEM解析は,コンクリートのひび割れや圧縮損傷,鉄筋の降伏等の材料損傷や,部材の破壊による影響を逐次考慮しながら,構造物の応答を評価することが可能であり,構造物の性能照査への活用が進められている.本検討では,1層2径間の鉄道開削トンネルを対象に,非線形FEM解析モデルを用いて交番載荷により損傷状況の進展を把握するとともに,地盤-構造物の連成モデルによる動的解析から得られる損傷状況と概ね同等となる交番載荷の回数について検討した.その結果から,プッシュオーバー解析による単調増加に相当する1サイクル目の+100%時は,損傷状態を過少に評価することを確認した.
要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン