令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

舗装一般(1)

座長:前島 拓(日本大学)

[V-300] 舗装版下におけるポンピング現象に関する実験的研究

〇重廣 和輝1、中島 伸一郎1 (1.山口大学 大学院)

キーワード:舗装、ポンピング、浸食、粒子追跡、模型実験

舗装の破損原因の一つにポンピング現象がある.これは路盤が飽和した状態で繰り返し交通荷重が載荷されることにより舗装のひび割れから路盤材が噴出される現象で,これにより路盤が浸食され段差や角欠け,ポットホール発生につながることから重要な問題と認識されている.本研究ではポンピングが発生するプロセスを可視化するため小型装置を用いて実験を行い,移動荷重の速度の違いがポンピング現象に与える影響を確認した.実験の結果から移動荷重速度が速くなるほど,路盤の噴出量が減少する傾向があることが分かった.

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