[V-277] 暑中コンクリートにおける中性化および透気係数に関する実験的検討
キーワード:暑中コンクリート、中性化、透気係数、コンクリート温度、湿潤養生
近年,日最高気温が35℃を超える猛暑日が増えている傾向であり,打込み時のコンクリート温度が35℃を超える場合はコンクリートの所要の品質確保が求められる.
本研究では,コンクリートの練上り温度が30℃と38℃の圧縮強度と中性化,透気係数の試験を行った.また,脱型後の湿潤養生日数についても検討した.
その結果,それらの硬化性状では,コンクリート温度よりもむしろ湿潤養生日数の影響が大きく,適切な湿潤養生を行うことで圧縮強度が高く,より緻密な硬化体を得ることができると考えられる.したがって,特に暑中コンクリートにおいては,十分な湿潤養生期間の確保が重要であるといえる.
本研究では,コンクリートの練上り温度が30℃と38℃の圧縮強度と中性化,透気係数の試験を行った.また,脱型後の湿潤養生日数についても検討した.
その結果,それらの硬化性状では,コンクリート温度よりもむしろ湿潤養生日数の影響が大きく,適切な湿潤養生を行うことで圧縮強度が高く,より緻密な硬化体を得ることができると考えられる.したがって,特に暑中コンクリートにおいては,十分な湿潤養生期間の確保が重要であるといえる.
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